10日先だとか、20日先だとか、出まかせでも言わざるを得ないし、よほど几帳面
な債務者でも、本当に噛みつきそうなこっちの顔を見ればアテはまったくない、な
どとは言いかねるものだ(債務整理の際、気をつける)。
いずれ近々、近いうちに必ず、などと意味不明の逃げ口上を言わざるを得ない。
出まかせの逃げ口上を言っている、その瞬間は心がやましいものだから、嘘じゃ
ないな、などと畳み込まれると預り証をもう一ぺん返すという勢いはなくなるもの
だ(債務整理の際、注意)。
そこで、じゃ、その10日間(あるいは近日中、という無意味の期日でもいい)には
返金するという念書だけはいただこうと要求すれば、これまた金を返すというのは
当然のことだから、書くのを嫌とは言えないのが相手の心理だ。
念書を書かせて取れば、よろしい、じゃあ預り証と念書の交換だからお互いに割
印を押そうと割印を押し合えば上等だが、そこまでしなくても、その間の事実の経
過で何となく相談ずくで、品物を預かったという形ができてしまっている(債務整理
の際、注意)。
単なる返金の念書ではあっても、一枚の書面を作成するという行為は積極的なも
のだからだ。
